最高の包丁を持っていても、それを使いこなせる人間でなければならない・・・
これが私のような専門家・職人にとっては永遠の課題です
素人が最高の包丁を持っていても、職人と同じように刺身を作れないのと同じ・・・
例えば、私達が学ぶ、治療技術。
ある人にとっては、何の役にも立たない技術でも、それを活かせる人間の手に渡ったとき、その技術は初めて技術として成り立ちます
例えば、私は治療のときに、患者さんの背中をドンドン叩くことがあります。子供がおじいちゃんの肩を叩くこともあります。
子供が叩くのは、気持ちよい程度の効果しかありません、しかし私が叩くと、背骨の周りの固くなっている筋肉が一瞬にして和らぎ、呼吸が楽になります。
叩く、という同じ事でも素人がする場合と職人がする場合、天と地ほどの差が出ます
これが「技」というものです
そして一瞬で身体を変化させることを「妙技」と呼んでいます
私は、「技」とその「技」に込められた「心」を日々お伝えできるよう努めています。
治療は、お互いの学びの場であり、崇高な場でもあります
もちろんヨガもね!
情報提供:K-Raku Style Yoga 渋谷 体軸法 森田愛子