代表の口癖です。
「人間は物じゃねえ、人間は生もの、流動的粒子(細胞)の集合体だ」
この人間を物と捉えるか、流動的粒子の集合体とみるか?この認識の違いは、健康体・自然体獲得のうえで、かなり重要なことだと考えています。
人間は、私達の知らない世界で、常に細胞の入れ替え作業を行っているようです。つまり、形体的には同じでも、その中身は常に変動しているということになります。
不変の「物」ではありません。「物」と考えると「物」の視点で人間をみることになり、「生もの」とみてば「生もの」の視点で人間をみることになります。
「生もの」である以上、手入れを怠ると「物」以上のスピードで劣化しますね。
「生」だから常に変化するのです。「変化」を嫌うのは、人間というものを理解していない証拠です。
常に変化する人間、それではどうすればよいのか?
進化論のダーウィンの言う「適者生存」、つまり適応できる者だけが生き残れる。これが一つの答えです。
年齢を重ねれば、それだけ手入れが必要になる。3年前はこのくらい大丈夫だったのに今は・・・、元々病気とは無縁だったのに・・・
これは適応できていないおそれがあります。
人間は生まれてから死ぬまで、常に変化し続けます。健全に生きたいのであれば、適応し続けるしかないのです。
但し、肉体的にみれば年齢を重ねれば、退化しますが、その反面、年齢を増すごとに精神的な要素は進化できるのです。
耳が痛い話ですが、この事実に目を背けることなく生きることは大切なことです。
一人だとなかなか辛いから、ヨガ(体軸法)などがあるのです。一定の共通目標を持った方が集まることで、できるのです。
情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子