中村天風先生。
今は亡き思想家ですが、私が最も尊敬している先生の一人です。
天風哲学という考え方が多くの書物で残っているのは、今を生きる自分にとってはありがたい限りです。
私は幸運にも、自力で難病を完治させる事ができました。そのほとんどは自問自答の中で、自分なりの哲学を作り、完治に至りました。
完治後、天風哲学の本を読んだ時は驚愕したことを今でも鮮明に覚えています。私が体得した事と、言葉は違えどもほとんど同じ表現をしていたのです。
その瞬間に、自分のやってきたことが自信から確信に変わりました。
ちなみに難病や病気と対するとき、人間は「どうやって治すか?」というところに着目しがちですが、実はどうやって治すか?ということは、どうやって生きるか?という後に生じる問題です。
それは何のために治して元気になるのか?という言い方もできます。どうやって生きたいから治したいのか?ということです。
体軸法には、病気は生き方であるという考えがあります。これを説明すると長くなるので省略しますが、特に生活習慣的な病気という現象は、生き方の現れであることが多いということです。
生き方を変えれば、現象が変わります。つまり病気が無くなる場合もあるのです。
「どうやって治すか?」ではなく、
「どうやって生きるか?」だったのです。
生き方は簡単には変わりません。生き方という事自体の定義付けも難しいのですから・・・
しかし、行動はすぐにでも変えられます。行動が変われば、動きが変わります。人間の身体・姿勢は動きの積み重ねですので、動きが変われば身体・姿勢も変わります。
そして行動の積み重ね=一つの価値観ですので、行動が変われば、結果的に人生も変わる、つまり生き方が変わるのです。
動きというテーマから、人生を変える。
これが体軸法の壮大なテーマです。
もちろん私自身、クローン病という内臓の難病も動きから人生を変えることで治しました。
ちょっとわかりづらかったかもしれません、ご容赦ください
情報提供?
渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田敦史