「ヨガレッスンの主体はインストラクターの自己表現ではない」
以前から持っていた考えですが、今日もある方とそんな話を少々。
プロのインストラクターであれば、自分が何をしたいのか?だけではなく、来てくれた方達がどう変化するのか?という基準で考えるべきだと。
そこに中途半端ではなく、徹底的にこだわるのがプロフェッショナル。
自分で出来るという事と、伝えるという事は全くといってよいほどに違うスキルです。
インストラクターは、あくまで来てくれた生徒さんが変わるための“支点”であるべき。
自己主張が過ぎると、インストラクションの場は単なる自己満足に終わってしまいます。
誰にでも比較的安易に取れてしまうヨガアライアンスという認定、身体に対して素人同然のインストラクターが増殖している今、はたしてプロ意識がある方がどれだけいるのか?
好き・楽しいだけでは職業にはなりません。
そういう意味ではアマチュア意識の方が多いですね。
こういった仕事は、技術者として結果を求められ、体現者としてその在り様を観られ、伝導者として伝えるスキルを判断されます。
人知れず、悔し涙と鼻水をたらしながら、日々研鑽していく事こそが大事。
ちょっと古すぎますね、また頑固な内容になってしまいました(苦笑)どうかお許しを・・・
森田愛子