前回お話したように、過去を今を作り、今が未来を作る・・・
ということは難病であった時と治った時では生活習慣が変わっているということです。
生活習慣が変わるということは人間そのものが変化するということです。私の場合は、価値観・考え方・生き方・発する言葉・所作・姿勢など全てが変わりました。
変わったというよりも、まずここを変えた、と言った方がわかりやすいと思います。
ここも非常に大きなポイントです。
可逆的だという事が言えます。
可逆的?
つまり、まず変えてしまえ。ということです。
発する言葉・所作・姿勢など変えられるところから変えてしまえば、身体って変わるものなのです。
病気になるとほとんどの人は、病気の生活になってしまいます。当たり前の話ですが、それが病気を治りにくくしている最も深い要因です。
わかりやすく言うと、病になると病の生活になる、そうすると気も病んでくる、つまり病気になるという事です。
この難病を治すには、まずもって徹底的な生活習慣の修正、生活の癖の洗い出し作業が必要になります。
これと同時に食事療法などの手法が入ってくるとより効果が高いと考えています。
クローン病・潰瘍性大腸炎の連載はいったんここで締めたいと思います。何かヒントになれば幸いです。
情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田敦史