こんばんは、森田敦史です。
いつも愛子先生ばかり更新していますので、たまには私も連載を書きたいと思います。主に難病系のお話になりますが、治す原則・健康になる原則は同じですので、何かの参考にしてください。
今回は、クローン病・潰瘍性大腸炎という難病がテーマです。
実は、私はこの2つの難病をそれぞれ体験し、そして完治させた経験を持っています。
この難病は治る病気なのか?
結論から言えば、治る病気です。治るというよりも症状がない状態を自在にコントロールし、一生緩解期を送ることが可能な病気です。
というのも、この病気は、治る・治らないの境が非常に難しい病気だからです。治っているのか?緩解期なのか?判断基準がないからです。
大切なのは、偶然の緩解期ではなく、自分で意図的に作り出した緩解期であるかどうか?なのでしょう。
「あなたは完治ではなく、緩解期だ」と言われても、
「そうかもしれませんね、でも自分の意図で緩解期にしていますから、つまりは一生緩解期です。もちろん活動期を自分で作ることもできます。」と答えるでしょう。
私は完治・緩解期にこだわりません。大切なのは一生症状が出なければ何ら問題ないのですから、しかも意図的に・・・
病気の完治・緩解期という考えは非常に難しいものです。
肩コリだって感じる時と感じない時がありますよね?では感じないから完治なのか?
肩コリでも、ちょっとした事が重なればすぐにまた再発します。
治療の対象は、病気ではなく、人間丸ごとなのです。
病気は意味があって出るものですので、その意味をなくせばいい。つまり、病気が起こらないような身体にしてしまえば、自然に病気は消える。
病気に対して治療するから病気が治るのではなく、病気が起きないような身体を作ったら結果的に病気が消える。
順序の違いですが非常に重要なポイントです。
症状が消えても、病気を起こすような身体に戻れば、再発するということです。
私がクローン病・潰瘍性大腸炎を治す際に、この病気に焦点を当てて治したわけではありません。
自分という人間・身体を丸ごと健康体にする作業を行った結果、自然と気付いたら症状が全て消失してしまった、というプロセスを辿っています。
その身体丸ごとを健康体にする作業方法と理論が、いつも言っている体軸法になります。
次回に続く・・・
情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田敦史