最近、治療で初診の方とお話すると結構な数の方が、痛みや不調の原因を日々の動きの癖だと言います。
正直なところ、どこまで理解しているかは別としてしっかりと気づいていることは事実です、すごいことです
皆さんよく考えるようになっているということでしょうか?
これに付随して、最近は整体や治療離れが水面下で起こり始めています。これは何かというと、皆さん整体や治療が根本的には何ら解決策にならないことに気付き始めているからではないでしょうか?
単に受けるだけの治療では健康体は獲得できないと・・・
その通りで、いわゆる巷にあふれている整体は本当に不調の起きない身体作りを意識している治療家はほとんどいないのです
最近では、本来であれば身体意識を高める段階にきている患者さんを、そのまま定期的なメンテナンスと称して通院させていることが大きな問題です
正直、受けるだけの治療で、健康を維持できるはずはありません。できても永遠に定期的に通わなければなりません。
受身的な治療は受けすぎると身体の進化を妨げ、主体性をなくします
治療とは、本来、本当に痛みや不調で困ったときに受けるもの。それが改善してからは、今度は主体性を持ったワーク系の方法に切り替えるべきだと私は思います
また治療自体も基本的に、受けるだけの治療ではなく、患者参加型の治療、ということが大切であると思います。だから私の治療では患者さんによく動いてもらうのです
最近ではこんなことに気付いてか、整体や治療から離れている方が増えていると実感しています。
自分で自分の身体を作ることを大切にしているということです。
その一方で、そういった意識の高い方が安心して通える医学的な専門性を持っているヨガや体操教室もなかなかありません。
痛みや構造のメカニズムがわかっていない怖さがあるためですね
私と代表は、その間に位置しています。
受けるだけの治療はダメだ。
身体のメカニズムをわかっていない体操などのワークもダメだ。
治療は、患者参加型。
ヨガは、身体メカニズムを熟知したプログラム。
こんなところでしょうか?
症状や状態・希望によって何を選択されるのかは異なりますが、どちらにせよ、あなたの主体性を大切にしています。
治療を受けるだけはダメ、何ら意識のない体操もダメ
たぶん、私の治療やヨガを受けている方はお分かりだと思います。
比較的長く私の治療やヨガに参加している方は、心身共に進化しています。そんな方を見ていると自分がやっているスタイルにプライドが持てます
ありがとうございます
情報提供:渋谷鍼灸理学治療室 体軸法 渋谷 森田愛子