今日は仕事はお休みです。
といつつも午後からは代表の往診に同行。
何と言ってもこの往診から様々なアイデアが生まれ、それが私のヨガや治療でも多々活かされています。
例えば、私はしばしば治療で使う「ある特定のポジションに身体をセットし、その状態で患者さんの身体に触れながらいくつか質問をする」
そうすると、30~60秒ほどで驚くほどに身体の緊張が取れてしまうというもの。
頚・肩・肩甲骨~上肢の緊張改善には著効。
手技ではなく“質問”という武器で患者さんの緊張が取れてしまう。
これは、代表の小児脳性麻痺の治療から生まれたもの。
どうにも取れない力み・緊張をどうにかならないものかと試行錯誤しているうちにある時突然出てきたそう・・・
理屈は、質問によって注意を誘導し、それによって出来る注意の盲点を活用する。
わかる人にはわかる理屈です。
体軸法には注意という考え方がありますが、これにあたります。
注意の扱いは、シンプルな作業ですが最も難しい事の一つです。
注意の観察やコントロールを実践できるようになると、治療が驚くほどに進化します。
森田愛子