半年間。
ず~っと骨盤後方スライドだけを取り組んでいる患者さんが居ます。
あきずに・・・
素晴らしい。
*骨盤効能スライドとは、以前にブログで写真入りで紹介した動法であり、体軸法で最も大切な動き、最も効果の高い動法です。
不調のオンパレードでしたが、結果的にほとんどなくなりました。
3年間、毎月ず~っと頚の解放プログラムに通っている方もいます。
当たり前ですが、もう頚の不調はありません。
たった一つの事を続けることによる変化の大きさ。
そして他力で治したのではありませんから、よっぽどの事がない限り、もう戻ることはありません。
これが自分で治すということの素晴らしさですね。
体軸法動法は、健康体獲得に必要な動きの要素を誇張したものです、その動法を修得するということは同時に日常生活における動きが緊張動作から自然動作に変わることを意味します。
ちなみに骨盤後方スライドという動法の一つの視点を言うと、
感覚・感性を強化する時に一つのポイントは、既存のバランス感覚基準を壊すことです。
言い換えると、人間は普段、どこでどういう器官を使ってバランスを取ろうとしているのか?ということです。特段の訓練を受けていない場合、それ自体が不自然な動きを誘発しており、本来鍛えなければならないのはそこではありません。
例えば「立位で良い姿勢をとってください」を言われて、あなたはどんな感じで良いを取ろうとするのでしょうか?実はその“良い姿勢を取ろうとしていること自体”が、不自然になりやすい基準になります。
そもそも崩れて不自然になってしまうような既存のバランス感覚基準を壊してしまうことが大切です。
今まで頼っていた基準が壊れると、人間はそれ以外の基準を探そうとします。
この、それ以外の基準こそが強化すべき基準だと考えます。
ちなみに、今までの基準を壊さずに丹田を創ろうとすると力みやすく、時間が掛かります。
後半は代表の言葉を借りましたので難解になりましたが、訳がわからない方は治療やヨガ・塾で直接聴いてくださいね。
森田愛子