今日は、とある夫婦と食事をしました
そのなかで、代表が言っていたことです。「ある場所・ポジションに留まっていると、本質が見えなくなることがある」ということです。
これは木をみて森を見ず、につながることだと思います
つまり、ある場所・ポジションとは言い換えれば「こだわり」という言い方もできます。
例えば、私の場合でいうと治療家という技術職です。そうなると治療という技術ですべてを判断してしまいがちです
しかし、現実的にちょっと視野を広くみると、ある問題を解決するためには治療以外の手段もあるということです
治療家の世界にいると、どうしても物事の解決策を治療に見出そうとする、しかし健康全般からみると食事療法・体操法・心理療法などいろいろな手法があることがわかります。
その一方で、そのポジションにどっぷりとつからなければわからないこともあるという事実もあります
ようはそのバランスということですね。
どっぷりつかる時期・ちょっと離れてみる時期、その使い分けです
どっぷり漬かりすぎると、ひとつ危険なことに、そのポジションでは常識ですが、一般的には非常識になってしまうという恐れがあります。
ここが難しいところですね。
そこで大切なのは、何をしたいのか?ということです
例えば、腰痛を治したい、それには治療技術はもちろん、体操法・メンタルセラピーもあれば、旅行にいけば治るケースもあります。
結果的にその人の腰痛が治ればいいのですから、治療はあくまで手段の一つということになります。
もっといえば、あなたは何を伝えたいのか?何を伝えるためにそれをやっているのか?という根本スタンスです
これは一つの視点の転換になります。
どっぷりとその世界にいて、少し悩んでいるのであれば、木の前で木をみるのではなく、1回山のてっぺんから木を、森を見てみると意外な風景がみれるかもしれません。
ちょっとわかりづらくてごめんさないね、少し酔っぱらっているもので・・・
情報提供:K-Raku Style Yoga 体軸法 渋谷 森田愛子