ここはそういうとこじゃないから・・・~治療としてのヨガ~

一般的なヨガをイメージして、私のヨガクラスに参加するとほぼ例外なく、違和感を感じることになります

先日もレッスンの時に、初めて来てくれた方が「ここはストレッチみたいに伸ばしたり、ヨガっぽいポーズはないんですね」というような感想を話されていました。

その瞬間いつも来ている生徒さんが、

「ここはそういうとこじゃないから」

一言でバッサリ

私の変わりにバッサリ言ってくれました

私自身もいつも、ヨガであるけれどヨガではない、ということをご説明させていただきます。

K-Raku Yogaの求めるものは痛みや不調のない健康体の獲得であって、軽く楽に動ける心身作りであって、それ以外のものは何もありません

そのために必要なことをやるだけ、常にシンプルに身体を変えることを大切にしています。動きも比較的シンプルな動きが多いのです

ようは目的がはっきりとしているから、やるべきこともはっきりしているというだけの話です

先日も代表がとある方との電話で“ヨガを深める”ということについて話していました。

「私達が深めるのはヨガではなく、心身への理解です。ヨガを深めることで心身への理解が深まればいいのですが私は今のヨガはそうではないと思っています。ヨガは目的の為の手段であり、ヨガの為のヨガではないというのが私達の考えです。痛みや不調のない軽くて楽に動けるのが当たり前の不都合のない心身を作るためのヨガです。」

ある意味で強烈に挑発的な発言ですが、いつものように淡々と話している分、毒は薄く感じました(苦笑)

私もそういう想いで日々活動しています。“治療としてのヨガ”“健康のためのヨガ”という目的をはっきりと持ち、その目的の為のやるべきことを淡々と遂行するのみ!

そんなマクロ&シンプルなヨガですが「私が求めていたヨガはこういうヨガだ!」

この言葉を聞くたびに、それが自信になり、確信になり、感謝になります。

*ちなみに参考までに・・・最近やっている動きのほとんど体軸法の動きです。

情報提供:体軸法 渋谷鍼灸理学治療室 森田愛子