森田愛子です。
下腹部がポッコリするというのは女性の悩みの一つ。
下腹部ポッコリの原因は一つではありませんが、絶対に見逃してはならないポッコリがあります。ただ太っているわけではなく、下腹部が膨張してしまっているケースです。
どうすれば異常な下腹部ポッコリか、そうでないかがわかるのか?
それが息を吐く、です。
吐く時に苦しくて吐けない。吐き切ろうとすると、反動で息を吸ってしまう。
また、息を吐けば吐くほどに勝手に下腹部が膨らんでしまう、息を吐いても下腹部が動かずに何も反応しない、
そんな呼吸になっている人で下腹部ポッコリしているのは、放置してはいけない下腹部ポッコリの一つです。ちなみに腹ペタメソッドをやるとガンとして反応しなかった下腹部に動きが出てくるのです。
これは、吐く時に必要な下腹部の動きが出来ていない証で、下腹部の循環がかなり落ちています。
生理痛や生理不順、女性特有の肩凝り、頭痛、腰痛、むくみ、冷え性などの隠れた原因になっています。
また、不妊や産後の不調、更年期症状も当てはまります。
下腹部の循環ができていないと、精神的にもイライラしやすくなったり、色々な不調は出ては消え、と悪循環を繰り返すようになってしまいます。
腹ペタという言葉は、ダイエット風に聞こえますが、女性の健康にとって、とても大切な考え方で、絶対に避けて通れないところです。
女性は特に生理周期がありますので、下腹部の状態は1日として同じ日はありません。
そこが男性との違いですね。
整体や鍼灸に通う人に女性が圧倒的に多いのは、それだけ変化し続けるためなのです。
ちょっと大げさに言えば、男性が動かない床の上に立ってバランスを取るのに比べて、女性は常に動いている床の上でバランスを取るようなものです。
もっと言えば、その床は常に同じように動いているわけではなく、不規則に動きます、その中でのバランスです。
そのくらいの変化の中で生きているのです。
大変でしょう?
多少イラついたりすることもありますよ、笑。
整体や鍼灸に通う女性の事を理解できない男性に言いたいのは、その辺のところは共感したり、わかる必要はないのですが、理解して尊重してあげて欲しいな、と思います。
もちろん、女性は女性で、そんなバランスの中で生きているので、その中でも大丈夫な自分でいるために日々のケアをしっかりやっていただきたいです。
腹ペタメソッド、呼吸・整体はその為のツール。
大切な体、大切な自分です。
そう言えば、4月から始まった長友先生の治療ですが、5月のご予約は満席になっています。たくさんのお申込み、ありがとうございます。
長友先生とは、昨年の9月から半年かけて呼吸治療の技術の確認をしてきました。評判はいいようで既に来られた方からさらにご紹介などもいただいています。
もしかしたら、夏~秋には予約が取りづらくなるかもしれませんね。
動く床の上みたいな変化の中でも楽な自分でいたい方はぜひご利用ください。6月の新規予約告知はゴールデンウィーク明けです。
よろしくお願いいたします。