固定する事と移動する事

身体に明らかに狙ったところに効かせたい動きをつくる場合、

一つの法則があります。

固定・移動。古来から伝わる知恵の一つです。

基本はどこを固定し、どこを移動させるか?

例えば、立位体前屈という動き。

足底(足裏)を固定して前屈するのと、

膝下を固定して前屈するのと、

骨盤を固定して前屈するのと、

全く身体の働きが変わります。

今月末のヨガ特別クラスでは、

そんな固定・移動を応用した、骨盤強化をします。

骨盤と言っても、お腹のコアの筋肉を鍛えます。

鍛えるというよりも全身緊張を及ぼす腹部の動き(力み)から健全な動きへと変換するという作業をします。

コアの筋肉は鍛えるのが難しいのですが、固定・移動という法則性を使うと、実にシンプルに必要な部分に刺激が届いてしまいます。

参加される方はどうぞお楽しみに!!

森田愛子