呼吸をさまたげる「3大NG呼吸」を解消しよう

こんにちは、森田愛子です。

皆さん、「3大NG呼吸」をご存知ですか?

私たちが知らず知らずのうちに行ってしまっている呼吸の癖です。これらは、知らず知らずに育まれてきた無意識の習慣のため、なかなか直りません。体にとっては不都合になることが多い癖です!今回は、そのトップ3をご紹介したいと思います。

 

その1 口呼吸

長年のクセになっている人は、口から吸っているという自覚さえない人がほとんど。鼻毛フィルターを通さない口呼吸はハイリスクです!第一に、外気や埃、ウイルスやアレルギー成分の侵入をガードできません。さらには、上体がのけぞり、顎が上向きになる姿勢では、深い呼吸そのものが入ってこないのです。

 

その2 タメ息

疲れたり、イライラしたとき、思わずついてしまうタメ息。息を止めてから一気に「ハア~~~」と吐き出すのがタメ息ですから、息を止めているときは一瞬「無呼吸状態」に陥ってます。(ここでの無呼吸状態とは、浅い呼吸や息を止めてしまうクセの意)そもそも、ため息とは日常生活における小さな緊張を積み重ねているその反動からくるもの。つまり長期にわたる緊張グセが、不調を生み出すのです。

 

その3 吸う息より吐く息が短い呼吸

深い呼吸ができていない人のほとんどが「吸う」ことは少しはできても「吐く」ことが不得手。カラダは息を吐き切らなければ、しっかりと吸うことができません。さらには、吸ってばかりの状態だとガチガチの緊張状態へ。良い呼吸とは、「吸えて」「吐ける」ことなのです。

改善策の一つとして、5秒かけて吸って、10秒かけて吐く、というように意識的に吐く息を倍にした呼吸法をしてみましょう。無理のない秒数からチャレンジしてみてください。長く息を吐いていると吸えますし、回数を重ねるうちに体が心地よくなっていくのがわかります。

いかがでしたか。1つでも当てはまった方は要注意ですね。

その1 鼻から吸う呼吸へ

その2 タメ息をなくす

その3 吐く息が長い呼吸へ

不調体質の人たちは、呼吸のリズムがバラバラで一定のリズムがありません。たとえば、仕事に集中してるときや家事の最中、自分の呼吸を思い出してみてください。緊張してるときは浅い呼吸をしていたかと思えば、終えた瞬間に「ハア~~~」とため息をつく。このように落差の激しい呼吸はエネルギーを消耗させます。

まずは自分の呼吸グセに気付くこと。そして、意識して改善すること。

それが、健康な未来へとつづく近道です。